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◎バイオマス燃料供給部門

木質チップの安定供給に向けた増産体制|飯森木材株式会社

再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)により、バイオマス発電の可能性が急速に拡大。

これまで、木質バイオマス発電の燃料供給は、ほとんどが建築現場やリサイクル業者などから排出される木廃材によるもので、未利用木材は山林からの集積・運搬コストがかかり、利用促進が図れませんでした。

しかし、「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)」が開始され、未利用木材を燃料とする木質バイオマス発電の売電価格が設定されたことで、未利用木材の市場価値が上がり、採算性の改善が見込まれています。

平成24年10月には、日本初の木質バイオマス専焼発電所として建設された『ミツウロコ岩国発電所』が、既設発電所として国内初となるFITの認定を受けました。この発電所には当初より弊社が燃料チップの供給を担ってきましたが、この制度導入により木廃材中心から、未利用木材の燃料化が可能となり、木質バイオマス発電導入が進展する中、課題であった安定供給の確保が実現できました。

弊社では現在、山口県森林組合連合会から受託し、中国電力新小野田発電所にも石炭との混焼用チップを納入していますが、今後ますます拡大する需要に対して安定供給の確保を責務と捉え、積極的に事業体制の拡充を図っています。今後は更に、林業をはじめとする関連事業者との連携を促進させ、木材資源の有効活用に貢献してまいります。

造成工事などで発生する根株などの木廃材

(株)ミツウロコ岩国発電所
(旧岩国ウッドパワー)[FIT認定取得]

街路樹や公園等の剪定で発生する木廃材

中国電力(株)新小野田発電所

森林バイオマスセンター|間伐材・皆伐材の燃料チップ化

高性能林業機械の導入により、間伐・皆伐作業の効率化・低コスト化を促進

現在、国内各地で木質バイオマス発電所は年々増加しています。それに伴い燃料向け木材需要も高まり、木質燃料チップの安定供給の確保と、輸入材に対抗する価格競争力強化は林業界全体の急務となっています。

こうした中、間伐・皆伐(対象とする林のすべての木を一斉に伐倒すること)において、その調達コストの高さが懸念材料となっており、チェーンソーを使って木を伐倒して枝を払い、ウインチのような簡単な機械で引き出す従来の人力を中心とした調達方式から、高性能な林業機械を複合した、より高効率・低コストな作業が求められています。

弊社は、これらの要求にいち早く対応すべく、伐倒、枝払い、玉切り(利用しやすい長さに切る)、集積を一貫して行うことが可能なハーベスタや、フェラーバンチャー、世界トップクラスの処理能力を有する高機能木質チッパー等の高性能林業機械を導入。林道確保にはじまり、丸太材への加工、そして燃料チップ化の一連工程における「林業の近代化」を積極的に進めています。

  • 自社による間伐作業

  • 間伐した杉・ヒノキ材

  • 木材のチップ化作業

森林バイオマスセンター|間伐材・皆伐材の燃料チップ化

高性能林業機械の導入により、間伐・皆伐作業の効率化・低コスト化を促進

木廃材リサイクルのさらなる促進をはかるため、平成28年、山口エコファクトリーに木質廃材破砕・選別プラントを新設。家屋解体材・建設廃材などの木廃材を効率よくチップ化し、木質バイオマス発電用チップとして発電所等へ供給しています。即時搬出されないチップは、専用の貯蔵庫に保管され、安定供給体制を構築しています。
  • 山口エコファクトリー